鎮魂祭とは、人間の魂をしずめるお祭りです。昔から節分(或いは春分の日)に鎮魂の祭りをして厄祓いを致しました。ご自分の魂がしっかりしずまりますよう、節分の日に、御祭神の圓(つぶら)大神様(諸事円満)、命主(いのちぬし)大神(おおかみ)様お祈りして、その証(みあかし)の『玉の緒』をお授けしています。
七五三では、子どもが無事に育ったことを祝い、これまで見守ってくださった氏神様やご先祖様にお参りをして感謝の気持ちを表し、これからの健やかな成長をお祈りします。
●古来の風習では:
三歳・男女児 髪置の儀(かみおきのぎ)この日を境に髪を伸ばし始める五歳・男児 袴着の儀(はかまぎのぎ)初めて袴を着ける
七歳・女児 帯解の儀(おびときのぎ)幼児用の付紐をやめ、大人の帯を締める
昔は数え年の三・五・七歳でお祝いするのが一般的でしたが、現在では満年齢でのお祝いでも良いとされています。